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【  2014年10月  】 

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1話:白の仮面

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 ぼんやりと広がる視界。周りから聞えてくる鳥や虫の歌声は・・・これは故郷なのだろうか。涼しい地方ばかりを旅してきたためか、周りがとても暑く感じる。「う・・・うーん・・・ここは・・・?」やっと意識がはっきりと戻ってきて、辺りを見渡すシャニー。見たこともない光景。確かに気候は故郷のルケシオンと似ているが明らかに違うと直感が叫ぶ。「こ、ここはどこ?!ゲイル?ゲイル?!」外を見渡せば、そこは未開の草原が遥か...全文を読む

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2話:ダークナイト

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 カミユたちがいなくなると、不気味なほどに静かになった。スイートルームというのはどうやら本当のようで、見渡すとイカルスの碧空と大地を眺望できる最上階。ここが軍事組織の基地などとはまるで想像できない。まさにどこかの城、王女の間。「・・・。ゲイル・・・。」「元気出しなさいよ、脱出のチャンスはきっと訪れるわ。」だが、そんな広い部屋のベッドの上にうな垂れて腰掛けるシャニーには監獄も同然だった。今も頭の中に浮...全文を読む

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3話:切り札

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「ふ・・・相変わらずルケシオンは眩しい場所だな。」カミユから任されたシャニーの監視を放り出して彼女の許を去ったヴァン。彼が踏みしめた砂はたっぷりと塩を含んで湿っぽい。燦々と輝く太陽は眩しくて思わず額に手で庇を作る。だが、その眩しさは決して太陽のおかげだけではない。町そのものが白く映えて見える。「・・・。今はもう海賊の巣食う町でもないわけか。アスクの騎士としての戦いも、無駄ではなかったわけか。」右を...全文を読む

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4話:抗いの父

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

  一方、ルセンでシャニー達を捕え損ねたアスクでは、彼女達の行方を追い続けていた。草の目分けても探し出せという総統の命の下、今日も騎士達の多くは地方へ出動している。「ハデスとの契約が彼女自身の意志によるものだと・・・?」そんな中、アルトシャンは机の上で手を組んだ目を震わせていた。シャニーに関する情報がまるで上がってこない事にやきもきしているわけではない。「そんなはずはあるまい、彼女に限ってそんな。だ...全文を読む

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5話:覚悟の翼

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「ここに来て・・・もう何日過ぎたんだろう。」窓があり陽の様子が見えても、幽閉の毎日では感覚が鈍ってくる。憂いの眼差しで外をじっと見つめるシャニーは、不安でしかなかった。今頃本土ではどうなっているのだろう。ゲイル達はどうしているのだろう。「確かにのどかだし、騎士団の連中も何でか待遇よく扱ってくれるし・・・確かに環境はいいよ。 でも・・・何でだろう、すごい心が騒いでいても立ってもいられないこの苦しさ・...全文を読む

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6話:荒くれイルカ

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

  ごうっと己のマナを吹き上げて、背中に浮かび上がる三対の翼。もちろんマナで作り上げた幻術だが、そのマナの力は本物。そのマナを錬金銃へと注ぎ込み、彼女はカミユのこめかみに銃口を更に押し付けた。「こんな部屋に居たらストレスでどうにかなってしまいそうだ。やはり広い空の下でないとな。」作り上げた翼をばさばさと羽ばたいて見せて、翼に触れた壁を抉り衛士たちの悲鳴が上がる。近づこうにも彼女は強烈なマナで創られた...全文を読む

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7話:錬金戦艦グングニル

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「総督!こちら基地本部。シャニーが発進口を破壊し、基地外へ脱出しました!」嫌な予感ほどどうしてこうも的中してしまうのだろうか。基地から伝えられたシャニーの脱走に思わず舌打をしたのはカミユだ。だが、ここまで想定の範囲内。彼女はやるといったらやる人間だ。「シャニーめ、少しは乙女らしくなってくれたかと思ったが相変わらず荒っぽいことをする! 止むを得ん、彼女を止めるぞ!全艦、最大戦速にてポイントN920まで進...全文を読む

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8話:帰る場所

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「ヴァン・・・良かった・・・本当に良かった!ああ、はああ・・・何だか力が入らないや・・・。」未だに生きた心地がせずに、操縦桿を握った手が震えたまま。だが、すでに接近を意味する警告灯も消え、レーダーからも反応は消えていた。ヴァンは結局、撃ってこなかった。今でも信じられない。「シャニー、良くやったわ!これでよかったのよ!ヴァンは私たちを試したんだわ!」だが、姉貴分の喜びに満ちた声が、彼女を現実へと引き...全文を読む

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9話:奪われた希望

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「くそっ、森を抜けたはいいが、これからどうしろってんだ。」一度飲み込んだら二度と吐き出さないといわれたカレワラ森。迷いに迷い、何とか抜け出したが、誰の顔にも疲労が滲んでいた。塗れた布団のように圧し掛かる疲れを跳ね飛ばし、輝く陽を睨み憤りを顕にしているのはゲイルだ。「落ち着け、まずは海を渡る方法を考えることからだ。」白の騎士団の本拠地は、ここからさらに南進し、海さえ越えた絶海イカルスにある。焦り、冷...全文を読む

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10話:邪蛇穿つ剣

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

  灼熱の太陽がからからの大地に突き刺さり、僅かに残った潤いさえも奪っていく。そんな眩しい光に包まれたここサラセンの端にある庵の中では、今日もマヴガフが足をテーブルにかけながらティータイムを楽しんでいた。「う~ん、最近のマイソシアのマナはなかなかにおいしいですね。 これもおバカさん達のおかげ。もっともっとそうやってゲームを楽しんでくださいよ、ヒヒヒ。」数ヶ月前までは平和なんて言う馬鹿げた暗黙の了解に...全文を読む

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11話:盟友動く

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「ボス!アスクのアルトシャン総統が来ているぞ!」「なんだと?旦那が何のアポなしに来るとは、ふうむ。」アルトシャンが馬車を急がせ向かった先は、同じサラセンにいるヤアンのところだった。だが、普段必ず事前に連絡を入れてから来る彼がしのびで訪れた事に違和感を覚えるヤアン。きっと何かあるに違いなく、彼はすぐに部下に命じてアルトシャンを招き入れる事にした。「まぁいい。こんな日差しの中で立たせていたらぶっ倒れち...全文を読む

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12話:僅かな綻び

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「結局、シャニーは見つからずじまいだったのか。」一方、イカルスにある白の騎士団の本拠地には、続々と錬金戦艦グングニルが帰還していた。あれから数日間、近辺の海を空から、海底から、くまなく探したがいい情報は何もなく、ついに最後に帰還した副旗艦艦長、ヴァンからも首を横に振られてカミユはため息をついた。「あの海域は何もレーダーを遮るものはない。完全に幻術に巻かれたとしか思えん。」まだ諦めがつかない様子で海...全文を読む

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13話:戦い以外に出来ること 前編

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

  昼下がり、食事も終えて旅路を再会したシャニーたち。しばらくはいつも通り順調に旅を進めていたのだが、なにやらシャニーが上の空。口元に手を当てながら空を見上げてぼうっとしている。「うーん・・・。うっ・・・。」「どうした!おい、大丈夫か!」それは突然の出来事だった。後ろで何かが地面に落ちるような音がしたと思うとシャニーのうめき声が聞こえ出したものだから焦って振り向くゲイル。そこには座り込んでしまってい...全文を読む

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14話:戦い以外に出来ること 後編

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「ゲイル、これ持って!街行くよ!」買出し第二段が終わり、しばらくシャニーが料理をするのを稽古をして待っていた。すごくいい匂いがするのだが、なぜか近づくなといわれていた。エルピスが監視につくぐらいだ。それが今、ようやく許可が下りてゲイルは首輪がとれた犬のよう。「おいおい、今度は何なんだ?すげえいい匂いするけど・・・。」「ふふふ、行ってからのお楽しみ。」だが、せっかくできた料理を拝むことは叶わなかった...全文を読む

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15話:殺意の修羅道 前編

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

  夜、こんなに繁栄しているアスクの帝都ルアスには夜でも明かりがあちこち灯り寂しさを感じさせない。だが、そんなものはただの虚光であることをアンドラスは知っていた。「どうしました?姫騎士サマ、最近すっかり毒気が抜けたような顔をしちゃって。」今もこの光に紛れ、何か良くない事が街の中を蠢いている。そんな気がして、ぼうっとテラスから街を見下ろしていたときだ。ふと背後から声がする。「あ、マヴガフ様・・・。いえ...全文を読む

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16話:殺意の修羅道 後編

Chapter18 闇の騎士と光の天使

2014.10.12 (Sun)

 「アンドラス!行け!」そんなことできない。目の前で大事な人が大変な目にあっている。おまけにそれが自分をかばう為に身代わりになってくれた人だというのに。だが、固まる彼女にヤアンは渾身に叫んだ。「お前はこの男と関わってはいけない!」「チィッ、おいヤアン、テメェ!一体どういうつもりだコラァ!」目で必死に訴えられて、アンドラスは涙を振り切って駆け出した。後もう少しと言うところで邪魔が入り、マヴガフはその尖...全文を読む

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