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「ChaosTrigger~天神復活と破滅の魔道書~」
Chapter17 悲壮なる叫び

8話:目覚める悪魔

 ←7話:運命 →9話:ダイモニオン・エムブレム
「ん・・?!おい、ゲイルちょっと待て!」

シャニーたちがついに決闘の火蓋と切って落としたとき、ゲイル達は未だ彼女を見つけられずにいた。
それどころか、まるで彼女のマナをつかめず半分迷っているような状況の中、
どうにも足音が足らずに後ろを振り向いたメルトが恐ろしい事実に気付く。

「どうしたんだよ、そんな大声上げて。シャニーがいたのか?!」

一刻も早く先を急ぎたいゲイルはメルトに呼びかけられても止まることなく歩き続け、
闇の向こうに目を凝らしてあの大好きな笑顔がないか覗き込む。
だが、やはりどこまでも真っ暗で、メルトの制止があまり良くない知らせであることを悟る。

「いや。・・・エルピスの姿が見当たらない。」

彼自身も信じたくなくない光景に、メルトはもう一度辺りを見渡してみる。
だがやはり、これは逃れられない事実のようでついに彼はゲイル達に目配せした。
振り向けば、一番後ろを歩いていたはずのエルピスが忽然と姿を消していた。

「おいおいマジかよ・・・。エルピス様までいなくなっちまうなんて。」

この面子の中で一番しっかりしているであろうエルピスの失踪。
まるで音もなく、前を歩いていたレイも気配が消えた事さえ気づいていなかった。
一体何が起こっているのか分からず、得体の知れない恐怖に喉が詰まり胸が押し潰されそうだ。

「くっ・・・これはまずいぞ。お前達、手を繋いではぐれないようにしろ。」

敵の作戦が少しずつ読めてきた。動揺している隙を狙ってひとりずつ引き剥がして行こうというのだろうか。
これ以上相手の術中に嵌るわけには行かず、メルトはやむなく皆で手を繋ぐ事にした。
恐々とした眼差しを回りに向けながら、身長に先を目指す。

「・・・無事でいてくれよ。シャニー、エルピス。」

もはや自分達も迷っているも同然であり、敵の巡らせた計略に嵌っているも同じだ。
何せ幻術に敏感なはずのシャニーやエルピスがやられたのだ。
一体どんな恐ろしい力を秘めているというのか。
彼はマヴガフの不敵な笑みを思い出し、憤りに拳を振るわせた。


「まさか・・・この私が幻術にまかれるなんて。ということは・・・もう相手は一人しかいないわね。」

一方、はぐれてしまったエルピスはバタフライナイフを手にしながら辺りを見渡していた。
罠だと察した時には既に遅し。仲間の背だと思って信じていたものがぱっと闇に溶けたかと思うと、
まるで違うところを歩いていたのである。仲間のマナはどこにも感じられない。

「見てるんでしょ?出てきなさいよ、ハデスのマナ使いさん?」

元熾天使であり、現精霊の自分を欺くほどのマナ。そんなものはそうそうこの下界には存在しない。
おまけに、どれだけ隠れていようとも、この忌々しいマナの臭いまでは隠せない。
何もないはずの闇をじっと睨み、バタフライナイフの鋒を向けて登場を待つ。

「おやおや、見つかってしまいましたか。私もかくれんぼには自信があったんですけどね~。」

実に人のいい柔らかい声が森の中に響き、あたりの景色が湖面のように歪む。
吐き気を催すマナを纏い、闇の中から溶け出すように現れたダークスーツの男。
帽子の下に表情を隠してはいるが、口元の笑みが余裕を見せ付ける。

「あなたはマヴガフ・・・あなたの仕業だったのね!」

やはり思ったとおりだった。ミルレスで仕留め損ねた男がずっと再戦の時をうかがっていたのか。
いや、正しくは狩り損ねた相手の息の根を止めに来たとでもいうことだろうか。
いずれにしても最悪の光景だ。仲間をひとりずつ引きはがして襲っているとしたら・・・シャニーが心配だ。

「いやまぁ、仕業というほどのことはしていませんよ。ちょっと時間があったから遊んであげただけじゃないですか。」

帽子に隠れて視線は見えないはずなのに、眼光が突き刺してくるのが分かる。
驚愕に翠緑の瞳が飛び出すほどに見開くエルピスの様子を楽しむかのようだ。
いや、口元からするに半分呆れているといったほうが良いのかもしれない。

「それとも・・・この程度もマジで見抜けなかったんですか?元熾天使サマ?」

マヴガフにとっては、大分手を抜いたつもりだった。
こんな寸前まで気付かれなかったら面白くないではないか。孤独になった恐怖と不安に塗れた顔
それを楽しみたかったのに、どうやらこの様子だと大分鈍っているようである。

「あなた・・・どうしてそのことを知っている?!ミルレスのときもそうだった!あなた何者なの!」

帽子の下からギラリと光った黄金、嘲笑に釣り上がる口元。
何とも不気味な男、何よりも彼女の背を凍りつかせたのはマヴガフが口にした真実だった。
人間の割にいろいろ知りすぎている。鋒を向けて見開かれた瞳が問いただす。

「私が誰かと?あ~・・・、アナタ、それマジで言ってるんですか?」

まさか彼女相手に名刺を渡さなければならなくなるとは思ってもいなかった。
懐から取り出して投げつけてやるが、彼女はそれを真っ二つにダガーで切り裂くと
不安に塗れた虚勢たっぷりの眼差しで睨み付けて来た。堪らない、これこそ望んでいた顔。
思わず彼は腹を抑えると、帽子に手をやって堪えきれない悦楽を叫んだ。

「ヒャーッハッハッハハ・・・・ア~、超ウケるぜ・・・。
 もうすっかりボケてやがる。テメェの一番のオトモダチを忘れるなんてヨォ・・・。」

どれだけ頭を抑えても、あまりに面白すぎて顎は天を仰ぎ哄笑が響き渡った。
ようやく耳障りな甲高い声が収まると、そこには先ほどの紳士的な振舞いはなくなっていた。
ケラケラと薄笑いを浮かべる口元、触れただけで斬れそうな黄金が輝く。

「私にはあなたのような蛇みたいな気味の悪い友達なんていないわよ、出直してらっしゃい。」

目線が合った途端、思わず背筋が凍りつき視線を逸らすアンドラス。
触れなくたって分かる、この男は危険すぎる。ただのイカれた男ではない。
何とかこの場から脱しようと隙をうかがうが、スーツに身を纏い機動力なんて欠片もないはずなのに
まるで蜘蛛の巣にかかっているかのようにまるで逃げ出す機会がない。

「おいおい、そりゃ~ネェだろ?散々一緒に遊んだじゃねぇか?なぁオィ?」

忘れたとは言わせないといわんばかりに、マヴガフは更に口元を釣り上げる。
まるで蛇の如く口が裂けているかのように、殺気さえ滲む笑みを浮かべ舐めるように見つめてくる。
いつも紳士的な仮面の下に隠してきた絡みつくような口調。ゾッとするほどに切れ上がる野心に塗れた目。
それがエルピスにひとりの宿敵の姿を脳裏に浮かばせた。

「あなた・・・。?!ま、まさかあなた、フェンネル?!」
「ヒッヒッヒ・・・。んなビビらなくてもいいじゃネェかよ。テメェらはもともとフェンネルを倒しちゃいねえんだからよ。」

ようやくに思い出してくれた大事なお友達が仰天して真実を受け入れられずに冷や汗を垂らしている。
堪らない、舐めてやりたいくらいに可愛い顔だ。数千年間ずっと合いたくても合えなかった相手。
未だありえない光景を理解できずに声を失うエルピスだが、
マヴガフは友達の誼で教えてやることにした。これが必然であることを。どんな顔をするか楽しみだ。

「倒していない・・・?シャニーがアストレアで倒したわ!忘れたとは言わせない!」

楽しい、楽しすぎる。ここまで予想通りの反応をしてくれると何をやっても楽しい。
信じたくない事実を何とか否定しようと、余裕のない表情で怒りを顕に威嚇してくる。
堪えきれずまた高笑いする彼に投げつけられるナイフ。
それをあっさりバタフライナイフで弾くと帽子の下の黄金がニっとする。

「あ~・・・んなこともあったな。だけどヨゥ、も~ちょっと頭使えや、クソ羽。」

クソ羽・・・こんな呼び方をしてくるのはフェンネルしかない。
フェンネル、それはまだエルピスが熾天使の位にいた時代のハデスの化身の名前。
彼は2年前の戦いでシャニーのアストレアを浴び、封印されたはずだった。

「何?!」
「正しくは、あの出来損ないはフェンネルにトドメを刺しちゃいねえんだよ。トドメを刺したのはあいつじゃねえ、この俺様だ。」

何が嬉しいのか、ニヤニヤしながら口にした言葉の意味がすぐには分からなかった。
その困惑する表情さえも彼にとってはオモチャなのか、嘗め回すように見下ろしてくる。
間違いない、この目、この嘲笑、全てがフェンネルだ。だが・・・どこか自分の知る彼とは違う。
彼よりももっと・・・狂気に満ちた恐ろしさを感じる。纏うマナがまるで違うのだ。

「一体何を・・・・。あいつはハデスの召喚した魔法陣で異空間に飛ばされて・・・。 ?!」

シャニーがフェンネルを封じた時の事を思い出してみる。
彼女にアストレアを受けたフェンネルはハデス神の怒りを買い、フェアリーゼがマヴガフにされたように異空間へと飲み込まれた。
手を下したのが自分だと目の前の男は言うのだ。どれだけ曲解してみても行き着く答えはひとつ。

「よぉ~やく分かったらしいな?あ?俺様の名前を言ってみろや、クソ羽!」

彼女の反応にマヴガフはまたひとつ冷笑を漏らす。
信じたくないからと言って現実から何とか逃げようとする。随分とこの女も人間っぽくなってしまったものだ。
だが、忘れたとは言わせない。これからたっぷりと昔の誼でかわいがってやろうと言うのだから。

「あ、あなた・・・まさか・・・ハデス?!い、いや・・・そんなはずは・・・ハデスは私たちが・・・。」

最も消したい最悪の選択肢が、消去法の中で最後まで残ってくる。
ついに消す事ができなくて口にして見るものの、認められない恐怖が首を横に振らせた。
色を失う瞳をケラケラとせせら笑いながら見下ろすマヴガフはひとつの真実をくれてやる。

「そう、ハデスの魂はテメェら死に損ないに封印されてる。そいつぁ正しいぜ?ヒヒヒ・・・。」

彼女達がハデスと呼んでいる者の魂は確かにスオミに封印されている。
もちろん、スオミの親友にも会いに行ってその封印を解いてもらわねばならないが、
彼女達は肝心な事を忘れている。ハデスと言う名が何を意味するものなのかを。

「じゃあ俺様は誰なんだって?・・・テメェ、マジでわかんねーのかよ。ウスノロなヤツだな、相変わらずヨォ。」

無知な故に解決できない矛盾が頭を駆け巡り、不安と恐怖に塗れた瞳。
虚勢を張るエルピスの瞳を見下ろして不敵に笑うマヴガフはまたひとつ口元を釣り上げる。
楽しい、全てを知ったつもりでいたものが想定外に陥り右往左往を隠そうと牙をむく馬鹿な姿が。

「あなたが誰かなんて今はどうでもいいわ。あなたに構っている暇なんてないの。それじゃあね!」

最悪の事態にとっさに駆け出すエルピス。シャニーのことが心配だし、何より一人で相手を出来る敵ではない。
誰かは分からない、だが彼の宿すマナは間違いなくハデスのマナだ。
封印は為されている、それなのに何故・・・。
抑え込んだはずの不安を逆撫で、引っ掻き回すかのように闇を引き裂く黄金。堪らず彼女は急ブレーキをかけた。

「?!くっ!・・・ヨルムンガント・・・。」
「そりゃあネェだろ?昔の誼でせっかくこっちから出向いてやったのによう・・・。ちっとは礼を弁えろや、殺すぞ?」

電光石火の如く首筋目掛けて襲い掛かってきた黄金をバタフライナイフで何とか弾き飛ばす。
だが何というパワーだろう。弾ききれず鋭い牙が頬を掠めて闇へと消えていく。
見間違えるはずもない。やはりあれはハデスを守る神獣ヨルムンガント。
赤い筋を手で拭いながらマヴガフへと視線を戻せば、ナイフを放ったポーズのまま彼はこちらを不敵に笑いながら睨んでいた。
帽子の下からぎらつく眼光、それと同じ黄金がまた手先に戻ってくる。

「お察しの通り、俺様はフェンネルだ。だがナァ・・・同時にハデスでもあるんだぜ・・・!」

信じられない、だが今もずきずきと頬から伝わる鋭痛が現実を叩きつけてくる。
ちょっとおもちゃで遊んでやっただけでこれである。この顔が見たくて今まで窮屈を辛抱してきたのだ。
まだまだこの程度で済ませるつもりもない。
少しずつ、少しずつ彼女の恐怖を煽り、絶望を舐めてせせら笑う。

「何故・・・どうして?!ハデスは封印の中のはず・・・フェンネルも異空間に飛ばされて・・・それなのに、何故?!」
「何で?!何でだぁ?!」

ヨルムンガントはハデスを守る神獣、ハデス以外の命に従うなどありえないことだ。
普段の冷静が剥がれ落ち、パニックに陥るエルピスの瞳が色を失って狼狽をぶつけだした。
こんな面白いことがあるだろうか。ついに堪えきれなくなってマヴガフは快哉を叫ぶ。
だが、まだまだこんな事では溜飲を下げられずついに手を叩いて天を仰ぎだした。

「ヒャーッハッハッハ、分からねーのか?分からねえってーのかヨォ!」

狂ったような歓喜が辺りを包み込み、耳を劈く。
こんな虚仮共にやられるほどの雑魚がハデスを名乗り、善共は優位を叫んでいたというのか。
ばかばかしい、見るもの聞くもの全てが嘘だらけで反吐が出そうである。

「テメェの知ってるフェンネルってーのはな、出来損ないの成り損ねなんだよ!」

そんな嘘に洗脳されたかわいそうな操り人形共。無知とはどれだけ楽な身分だろう。
だが、相手は昔からの誼、大親友のエルピスである。
彼は親切心から教えてやることにした。絶望と言う名の真実、その片鱗を。

「な、成り損ね・・・ですって?!じ、じゃああなたは一体・・・。」

ここまで言われれば、嫌でもわかる。だが、そんな事は信じられない。
信じたくないその想いを、彼の話が、そして宿すマナが、そして睨み付けてくる神獣が。
周りに広がる全てがほくそ笑んで追い詰めてくる。もはや顔面は蒼白だった。

「まーだ分かんねえのか、クソ羽。テメェの知ってるフェンネルは確かにフェンネルだ。
 あ~、確かにフェンネルだ。だが・・・不純物が混じりすぎてた、人間という名のな。だーから成り損ねってんだ。」

呆れたように手をさっと胸元にかざすと目を閉じて楽しげに語りだす。
うっと顔が引きつるエルピス。確かに自分の知るフェンネルは盗人の人間だった。
懲らしめた盗人の怨恨がハデスの加護を呼び寄せ、化身となった彼は執拗に復讐の牙をむき続けてきたのだ。

「化身ってーのはな、神が己の力を封印した、いわばそれ自体が封印みたいなもんなんだよ。
 万が一・・・こういうことが起きた時のためのナァ!」

神界を司る神々はどれもが不完全な状態。倒されたときのことを考えておくとは弱腰なのか賢いのか。
だが、そのおかげで今やりたい放題が出来るというわけだ。
今回も悪を倒したと馬鹿騒ぎする善共を出し抜いて随分先回りできたというもの。
その出来栄えを真っ先に見せてやりたかったのだ。昔からの大親友に。

「じ、じゃああなたは・・・ハデスだというの?!通りでヨルムンガントが言う事を聞くはずね・・・。」

ヨルムンガントはハデスを守る神獣。彼以外が命を下せば全てを噛み砕く。
その獰猛さは善の天使の多くを血の海に沈めてきた。
その神獣が今、短剣に姿を借り、マヴガフを守るように周りを取り囲んでいるのだ。
最悪の事態が脳裏をよぎる。フェンネルが生きていた・・・。
いや、封じたつもりのハデスに逃げられていたのである。

「んー、少し違うねぇ。確かにハデスは封印され、この世界にハデスはいねえ。今いるのはフェンネルだ。」

ところが、ようやく頭が目の前に広がる現実に追いついてきたと思ったのに、
足払いをするかのようにマヴガフはまた不敵に笑いながらそれを否定してきたではないか。

「だが・・・今の俺様こそがフェンネルだ。人間の部分を削ぎ落とした、完全な神の化身のなぁ!」

そして徐に帽子を手に取ると懐にしまう。顕になった殺気に研がれぎらつく黄金の眼光。
困惑するエルピスの顔を舐めるように見つめた彼は、一気に口元を裂けたかと思うほど釣り上げた。
それだけで周りにはおぞましいハデスのマナが黒い風に乗って辺りに吹き荒れる。

「削ぎ落としたって・・・一体何をしたって言うの!」

自身のマナを犯す黒い風に巻かれ吐き気を催し顔面が蒼白になるエルピス。
その苦痛に塗れた顔を見下ろしてケラケラと笑う男の声が気に食わなくて何とか顔をあげると
そこには忘れるはずもない宿敵の顔があった。

「あ?邪魔だったから封印の中に置いてきちまった。今頃ピーピー泣いてるんじゃねーか?ケヒヒヒッ!」

ハデスのマナ吹き上がる黒ずくめの長身、波動で靡き天を突き刺すように逆立つ髪。
そして全てを我が物にしようと野心に研がれ鋭く光る黄金の目。
封じたはずの男が今目の前で不気味に神経を逆撫でる冷笑を浴びせてきていたのである。

「一体何を企んでいる!もはやハデスはいないのよ!神の加護もなくて化身が何をしようというの!」

だが彼ははっきりと言ったではないか、ハデスは封じられこの世に存在しないと。
化身はあくまで化身でしかなく、神ではない。神を失えば、そこに仕えていた者も力を失う。
というのは善の世界だけの話のようで、マヴガフは神のイエスマン共を嘲るように両手を広げた。

「テメェはホントバカな女だぜ。言ったろ?・・・今の俺様はッ、ハデスのマナそのものなんだよ!
 ここまで言やあ分かるよナァ?俺様が何故存在して、何を目指しているか!」

本物のハデスがどこにいるかは誰も知らない。いや、むしろ本物など存在しない。
だが、化身の中でも特に力を得たものがハデスと呼ばれているに過ぎないのだ。
だが確かなことは、彼らが倒したと言って勝利宣言した相手は化身が作り出した化身、言わばコピーのコピーだったというのである。

「ハデスが失われたとき・・・新たなハデスとして生まれ変わる為の・・・封印?!」
「ウッハッハー!そう、俺様こそがハデスの意志を受け継ぐ者!マヴガフ・ハデス=デス・スペル様だ!」
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