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「ChaosTrigger~天神復活と破滅の魔道書~」
Chapter21 さまよう魂

8話:神の審判

 ←7話:深淵の入口 →9話:ノスフェラートの誘い
 翌日の昼下がり、大分ルアス近くまで旅を進めて来た一行は休憩を取ろうと場所を探していた。
帝都近くともなると、休憩もどこでも取れるわけでもないので気を遣う。

「どうしたエルピス、さっきから考え込んで。」

ようやく手に入れた人気のつかない場所でシャニーが入れたコーヒーの香りを楽しむ。
だが、一口してメルトはすぐにエルピスの表情がくつろいでいない事に気づいて声をかけた。

「どうせまたイタズラを企んでんだろ。今度やったらぶっ飛ばすからな。」

心配する気など欠片もない、喧嘩を売っているかのような言葉が飛んでくる。
案の定、エルピスの目元が不機嫌そうに歪んでゲイルを横目に睨む。

「まぁ、あなたに勘付かれるような事はしないわ。」

こんな脳筋にすぐ察知されるような罠など、誰が仕掛けるものか。
自分を誰だと思っている、そんな思いがついぽろっと出たが、すぐにしまったと頭が舌打つ。

「やっぱり企んでたのか!」
「ち、違うわよ!」

予想通りというか単純と言うか。コーヒーカップをその場に乱暴に置くと、ゲイルが腕まくりをしながらエルピスににじり寄ってきた。
すぐに否定を返すが、前科がたんまりあるおかげで彼もすんなり信じようとはしない。

「まったく、あなたと一緒にしないでもらえる?真剣なんだから。」

いつもどこか能天気なこんな脳筋とじゃれ付いていられるほど、今は暇ではなかった。
ゆっくりと座ることが出来る今だからこそ、雑念を払って色々整理できるというのに。

「ねえねえ、何考えてたの?面白いこと?」

いつもはこの朗らかな声は心を和ませてくれるが、今は正直カチンと来た。
ゲイルが黙ったと思った矢先にこれである。興味津々の爛々とした眼差しを手で押さえつけてやった。

「もう!あなた達バカップルは向こうでイチャついてなさい!」

この二人、もとからこんな似たものだったのか、それとも一緒にいる間に似てきたのか、
とにかく二人揃うと厄介この上ない。これ以上邪魔されては敵わぬと、
シャニーを振り向かせ尻を引っぱたいてゲイルの方へと突き出してやった。

「怒られちゃった。」

ゲイルに小さく舌を出しながらなんの悪びれる様子もなく笑うシャニー。
彼女のことを少しは注意するかと思えば、「アレの日じゃねえの?」なんてゲイルも両手を広げている。
この二人、結婚したら大丈夫なのかと本気で心配してしまうくらいノンキである。

「つか、精霊にもあんだな。」
「違うっていうの!」

懲りずに話を振ってくるものだから、堪らずゲイルに向かって怒鳴る。
同じように、天使にもあるんだなとシャニーに聞いて大きなコブを作った経験が全く活きていない。

「アルトシャンの言ってた事を考えてたの!」

彼らにはちゃんと言わないとどうやら分からないようである。
前向きなのはいいことなのだが、どうも二人とは感性が違うというか、緊張感に欠けるというか。
もうすぐ帝都で決戦が待っているというのに。

「アルトシャンの・・・?奴が何か言っていたか?」

これ以上凸凹二人組みに話題を任せておくと、またとんでもない方向にずれてしまう。
大事な話だと分かったメルトは立ち上がると、
なみなみ入ったコーヒーカップでシャニー達を追いやりつつエルピスの前にどっかり腰掛ける。

「ルセンで彼言ってたじゃない。神の啓示に従っているって。」

激戦の中、アルトシャンが何を言っていたかなんて正直メルトでさえすべては覚えていない。
だが、やはり耳のいい彼女は多くを記憶している。同じ耳を持ちながらきょとんとしている奴もいるが。

「どーせ夢かなんか見たんだろ。俺だってよく見るぜ?」

皆の視線が一気にゲイルへと集まる。彼が神の啓示を受ける何て世も末だ。
ところが、本人は何でこんなに視線を浴びせられるのか分かっていないらしい。
「ハンバーグが俺に食べて食べてって言う夢。」それは彼が大好物であるシャニーの十八番をねだる時に使う決まり文句だった。

「・・・あなたの低レベルな世界と一緒に考えられたらホント世界は平和なんでしょうけどね・・・。」

もう怒る気力さえ湧かない。本当に緊張感に欠けている。
エルピスだけではなくシャニーの口元さえ引きつっており、ゲイルもさすがに頭をかいて苦笑いし誤魔化す。

「神っていったい誰のこと言ってるんだろう。ハデスかな?」

細い顎に手をやって口先を窄ませがら空を見上げてみるものの、
考える前から世界の平和を乱せなんてお告げをする神なんてひとりしか思いつかなかった。
というより、シャニーが知っている神と言うのがイアとシャス、そしてハデスだけなわけだが。

「いや、アルトシャンは別にネクロ教を信仰しているわけではあるまい。もしそうなら、帝都に教会などないだろう。」

消去法で残った唯一の選択肢もまた、メルトの的確な推測で消えてしまった。
以前ルアスに潜入した時も、町には変わらずイアの像が建ち、イア信教の教会が鐘を鳴らしていた。

「じゃあイアがあいつに世界を征服しろってお告げでも出したって言うのか?」

シャスは以前の戦争で、神界の掟を破ってまでハデス復活を阻止しようとした神だ。
となると、もう残るのはイアだけでありゲイルはついそれを口にしてしまう。

「それはないだろう。イア信教に聞かれては不味いぞ、今の発言は。」

この大陸の大多数が崇める神を冒涜したとなれば、国家簒奪罪と同等の罪を信教から受けることになる。
帝国の場合は彼らだけが敵だが、宗教を敵にまわせば、それこそ居場所はなくなる。

「ハデスでないとしたら・・・うーん、じゃあ誰なんだろう。」

自分達の知っているものが全て違う。
何も選択肢に残らない場所に無理やり答えを見つけようとするが、やっぱり難しい事を考えると頭が沸騰する。
ふうっと大きく息を吐き出して、何か手がかりでも持っているのかとメルトを見上げる。

「誰だろうが関係ねえよ。そんな事を言いふらす神なんぞぶっ飛ばすだけだ!」

相変わらず、脳筋の考えることはなんとも一直線だ。
ぐっと拳を握り締めて、見えない敵に向かってその拳圧を向けるゲイル。
確かに言っていることは正しい。そのお告げのせいで、今マイソシアは大変なことになっているのだから。

「ですがあなた達は今、その力を持ってはいない。」

その時だった。ふいに森のどこからともなく、直接耳に囁くような声。
仰天したシャニーはゲイルと顔を会わせる。空耳ではない・・・ますます焦って辺りを見渡す二人。

「イ、イスピザードさん?!」

相手の気配に盗賊が気付くまで時間は必要としなかった。
それまで何もなかった木々の間に、すうっと浮かび上がるように現れた人影が
輪郭を顕にしながらゆっくりと歩み寄ってきて、それがすぐに誰だか分かった彼女は名を叫ぶ。

「てっめえ・・・。のこのこ現れやがって。それ以上近づくんじゃねえ!」

思わず彼の許へと駆け出そうとするシャニーの肩をがっしりと掴んで手元へ引き戻すと
キュレックの刃をイスピザードに向けながら威嚇して彼の足を無理やり止めさせた。
「待って!」手先に気弾まで用意するゲイルの腕に体重をかけ、シャニーはもう一度前に出る。

「イスピザードさん!あなたは私の、私の!」
「それ以上を言ってはなりません。シャニーさん。」

ずっとずっと聞きたかったことを口にしようとした。それなのに、どうしても喉元まで出てきたそれが出てこない。
結局言えない内に、イスピザードに先に栓をされてしまった。さん付けの呼ばれ方が胸を締め付ける。

「あなたはシャニー、海賊王デムピアスの娘。そうですよね?」

改めてイスピザードから確認されて、陥った突き放されたような気持ち。
堪えても口元が歪み、瞳から悲しみがあふれ出してくる。もう辛抱ならなかった。

「どうして?どうしてそんな事言うの!何で何も教えてくれなかったの?」

感情がもうどうしても抑えきれなかった。言いたいこと、思っていたこと全てが喉を裂き割って飛び出していく。
彼女の金切り声をどうしてやることも出来ないゲイルは、しっかり彼女の手を握り、
それが勇気を与えたのか、ぎゅっと握り返したシャニーは大きく叫ぶ。「どうして黙ってたの!!」

「今は泣く時ではありません。」

後ろで聞いているゲイルでさえ、今まで聞いたこともない片翼の悲痛な金切り声を聞いて頭がくらくらしていた。
ところが、真正面に立って浴びたイスピザードの何と冷静な事か。
まるで動じる素振りを見せる事もなく、質問に答えるどころか叱ってきたではないか。

「答えてよ!私のお父さんなんでしょ!どうして教えてくれないの?!」

もうここまで叫んでしまった。もう今度いつ会えるか分からない相手。
もう一度ゲイルの手をしっかりと握り返したシャニーは、想いを渾身に篭めて叫ぶ。
父、そう呼ばれてさすがにイスピザードも何か思うところがあったのか、静かに目を瞑る。
まるでそれは、娘の涙に塗れた真っ赤な顔から視線をそらすためかのようだ。

「知りたければ、あなたの力を見せてください。」

だが、目を瞑ってもすすり泣く声は聞こえ、眼差しが瞼を貫いてくる。
彼もまた決心していた。ここまで来たのだ、もう後戻りは出来ない。
再び開かれた眼はいつもの穏やかさを払った厳しいものだった。

「ど、どういうこと?!」
「この世界でどれだけの事を学んだのか、見せて欲しいのです。」

彼女がこの世界に、そしてルケシオンに生きてきた意味。
その真相を彼女は知らないだろう。いや、知らないからこそ、彼女は手に入れたはずだ。
何者にも縛られない、彼女だけの想いと言うものを。

「そんなのあんまりだよ!お父さんと戦えっていうの?!」

彼の言う、見せろと言うことが何であるのか直感したシャニーは一歩踏み出しながら懇願する。
止めて欲しいと。会いたい、会いたいと願ってきたのは、決して傷つけあう為ではなかったのに。

「世界を守る者として歩む以上、その力がなければ全てを知る事は叶わないというだけの事です。」

彼は戦うことを明言はしていない。なんとずるいのだろう、シャニーは漏れ出す嗚咽を抑えられなかった。
イスピザードにとっては生き地獄だった。目の前に最愛の娘がいる、だがそう呼ぶわけには行かない。
今の自分は彼女が真実を話すに相応しく成長しているか、見定める為にこの場に立ちはだかった壁だ。

「おいイスピザード!てめぇ、どれだけシャニーを悲しませたら気が済む!」

ついに見ていられなくなって、シャニーを胸の中に包みながら薄情なる父を責め始めるゲイル。
ずっと傍で聞かされ続けてきた。本当の親に会いたい、イスピザードに娘と呼んでもらいたい。
自分も両親がいないから、彼女の気持ちは痛い程分かる。

「こいつはずっと想いつづけてきたんだぞ!本当の両親のことを!」

だからこそ、目の前にいる男が許せなかった。
今までだって、相手は知っていてそれでもずっと隠してのうのうと接してきたのだ。
父として育てなかっただけでも彼女の心の奥には癒えない傷が残っているというのに、それに塩を塗るつもりか。

「進む為には、決断が必要です。彼女はその道を選んだ、もはや後戻りは出来ないのです。」

これだけ訴えかけ、娘の涙が周りを塗らしているというのに、なんとあっさりした口調か。
まるで躊躇いの欠片もない、台本でも読むようにツラツラ吐き出される使命やら義務。
道を選んだのはシャニー本人だから、過去のことは水に流せとでも言うのか。

「てめぇ・・・それでも親か!」

怒りをもうどう堪えても抑えきれなかった。シャニーの父ということで我慢していたが、どうにも許せない。
彼には娘の声が聞こえていないのか。世界の何より慈しむべき娘を傷つけ、
愛して欲しいと泣く心をさらに突き飛ばす。これが親のすることなのか。
あのアルトシャンでさえ、アンドラスがカミユにさらわれた時は血相を変えて作戦を中止したというのに。
「勘違いしないでください。」怒りをむき出しにするゲイルを押しとどめるはっきりとした声はまるで互いの間に壁を作るかのようだ。

「私はそのようなことは一言も言ってはいない。
私があなた方に申し上げたのは、今のままでは勝てないということだけです。」

あくまで話をしないというつもりなのか。じっと見つめてくるシャニーを見つめ返す眼差しは暗に言っている。
すべてはお前次第。知りたくば泣くのではなく、歩き、向かって来いと。

「イスピザード、アルトシャンが神の啓示を受けたというのは本当なのか?」

辛抱ならずに殴りかかろうと飛び出しかけるゲイルの前に腕を出したメルトが問う。
右腕でありながら、何故こうして自分達の前に現れるのか。
セインのように裏切るでもなく、それでいてアルトシャンに従うわけでもなく。
何か裏事情をこの男は知っている。メルトの眼差しがまっすぐ真実を見据える。

「私には分かりません。ただ、偽りではないかと。ハデスの背後に複数の強大な力を感じます。」

イアを信仰し、シャスとも交わり深い彼は人間でありながら神の加護を得て世界を見つめていた。
その中には、暗躍しているつもりでもハデスの影がくっきりと浮かび上がっているのだ。
ところが、その影のさらに後ろでうごめく何かがある。おまけにひとつではない。
目先に迫ったハデスの脅威はもちろん、イスピザードには見えない闇が恐ろしく映っており、重い口ぶりからうかがえる。

「な、なんですって。ハデスだけじゃない?!けど私たちマヴガフしか見たことないわ。」
「他も何も、ハデスをどうにか出来なければ世界は終わり。そうではありませんか?」

精霊でさえ、その影には気づくことは出来ずにいたらしくエルピスが目を見開いている。
ハデスに協力し、シャスたちの力さえ跳ね除ける・・・それはもう他の悪神達しかありえない。
彼女らしくもなく狼狽した声を上げると、イスピザードが見つめる先を指す。それは今、だ。
今をしっかり歩まねば、未来は訪れない。

「・・・そのハデスを倒せるかどうかの試金石と、そういうことか?」

今をしっかり歩むには、過去から踏みしめてきている必要がある。
メルトにはピンと来た。彼は娘を試しに来たのだ。父としてでも、アスクの官吏でもなく、世界を視る者、時の仲裁者として。

「左様。希望の光を継ぐ者とあらば、造作もないはずです。」

私を倒して見せなさい、明言せずともイスピザードの言っていることはこうだ。
そして彼は、娘に可否を問うことなどしなかった。今までしっかり“生きて”きたなら深く考えるまでもないことだからだ。
「ですが、ハデスはワケが違います。」人間ひとりを倒せるくらいで満足していては絶望の輪廻は断ち切れない。
輪廻をまわすハデスを打ち倒し、光の循環を築くもの、それが熾天使の名を冠する者。

「そして、私はハデスを倒すための鍵を持っている。」

だが、シャスもなかなかに厳しい試練を与えたものだ。熾天使の権能を殆ど封印し、その状態でハデスに挑ませようとは。
もちろん、封印されたものを自らで取り戻させようと言うことなのだろうが。
そのひとつを今、イスピザードは懐から取り出して手のひらに転がして見せた。

「そ、それは!?どうしてそれをあなたが!」
「ある人との約束で言えません。」

目の前に現れた、失ったはずの力が黄金に輝いてシャニーが目の色を変える。

「あなたはこれがなければ世界は救えない。欲しければ、己の力で掴むのです。」

この宝石を掴むに値するものを彼女がこの世界で学んできたかどうか、それを身を持って試す。
もし値すれば、きっと以前彼女が扱っていた光から見れば地から雲の上に飛び上がるくらい
熾天使として広げる翼は、振りまかれる光は飛躍しているだろう。
だが、もし値しない時は・・・ぎりっとイスピザードの眼差しが厳しくなる。

「あ!待って、待ってお父さん!!嫌だよ!待って!」

その先は言えなかったが、イスピザードは背を向けると無言で語り歩き出す。
堪らず駆け出したシャニーが父の肩に手をかけたその瞬間だ。まるで霞を掴んだかのように目の前の姿が溶ける。

「今宵、月が最も高い時にその場所でお待ちしています。」

悲痛な眼差しの前を霞がふわっと風に消えて行き、どこからともなく声がする。
そして頭上からは一枚の紙が舞い降りてきて、彼女が広げた手のひらにそっと乗って約束の場所を示した。

「もし、私に勝利できれば・・・トパーズと、すべての真実をあなたに授けましょう。」

父に・・・勝利する。あの人と戦わなければならないのか。
戦いたくはない・・・だが、同時に湧き上がるのは渇望。
父を倒し、全てを知りたい。知って、それを背負って未来へと歩んで生きたい。

「お父さん・・・。」

ふと群青色に染まりかけた空を見上げる。父はルケシオンにいた頃から気付いていたのだろうか。
隠しながらも、本当を知らない自分が過去を背負いきれず引きずって悩んでいたことを。
あの頃は、それを知るに値しないと判断していたというのだろうか。
今その機会を与えられた。だが、戦いたくない・・・葛藤が彼女の瞳を潤ませていた。

「シャニー、会って来い。」

ぽんと後ろから乗せられた手。温もりを感じ肩に手をやって見上げると、相棒が無言のままに頷いて頬を伝う涙を拭ってくれた。

「大丈夫だ、お前なら絶対に。ぎゃふんを言わせてやれ!」

ぐっと拳を握り締めて、力強い笑顔で励ます。本当は自分が言ってあの男を殴ってやりたいが
これは彼女が解決しなければ意味がない、そうゲイルも分かっていた。
だからこそあの男はわざわざ現れたのだ。「・・・もちろんさ。」彼の拳を両手で包みながら、空を見上げる。

「ようやく、ようやく分かる。お父さん・・・私は逃げないよ。」

戦いたくはない、だけど現実とまっすぐに向かい合わなければいつまで経っても変わることは出来ない。
なぜ家族が離れ離れになってしまったのか、その意味を。
何故自分が売られてしまったのか、生まれてきた意味を。
どうして、戦ってはいけない人と戦わなければならないのか、先に進む意味を。
考えても仕方のないこと、今を一生懸命生きることが一番大事だと割り切って隠し続けた真実が今目の前にある。
彼女は空を見上げ、覚悟を決めたのであった。どんな事が起きようとも、後悔はしまいと。
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